A TARA seminar will be held as follows.
Date: Tuesday, July 2nd, 2019 Time: 16:30-17:30 Venue: Seminar room, 2F, Bldg. A, TARA Center [Map] Speaker: Haruka Ozaki, Ph.D. (Associate professor, Department of Bioinformatics, Faculty of Medicine and Center For Artificial Intelligence Research University of Tsukuba) Subject: “Bioinformatics for understanding complicated biological phenomena”
Summary:
次世代シーケンサーなどの計測技術の革新により、多様な生命現象について大規模生命計測データが取得され、蓄積されるようになった。それに伴い、それらのデータから生物学的仮説や解釈を引き出す情報解析のステップにおいて、バイオインフォマティクスの重要性がかつてないほど増している。特に、生命現象の描像を過度に単純なストーリーに落とし込もうとせずに、複雑なままで理解することを目指す方向が今後求められると考えられる。
このような背景を踏まえ、バイオインフォマティクスは、大規模生命計測データを解析するソフトウェアを供給するのみならず、「ものの考え方」をも提供できるのではないかと、講演者は考えている。本セミナーでは、講演者がこれまで行ってきた次世代シーケンサーデータ解析、一細胞RNAシーケンスデータの解析とそれらの根底にある「ものの考え方」について紹介する。
また、講演者が最近開発した、一細胞RNAシーケンスデータに特化した可視化ソフトウェアMilefyについても触れる。
The seminar will be given in Japanese.The slides are written in English.
Comments